CROSS ROAD

~AROUND 50 日々の暮らしと、あれこれ~

田舎の防犯意識って・・・

今週のお題「わたしの実家」

 

実家に帰る、という場合。結婚して20年半ばを過ぎてきたからか、
夫の実家を念頭に話をしている気がする。

お題でブログを書いてみようと思いたったは良いけど、さあ何を書こう?
とつらつら考えていて、ひとつ気づいたことがある。

 

夫も上京組なので、実家には今は義母しか住んでいない。
ひとりと一匹暮らしの義母は、80をとおに過ぎた今も現役の会社員で、
毎日バリバリ働いてる。といっても、午後から出社とか、
社長さんの車で送り迎えしてもらったりと、かなり労わっていただいている様子。

そんなわけで平日は、
棺桶に片足を突っ込んだ老犬がお留守番をしているのだけれども、
実は鍵がかかっていない。

盗られるようなものも無いし、近所の人もみんな見知ってるし、
鍵なんかかけたことない、といつも豪語してる(笑)

急な雨の日なんかは、前の家の人が洗濯物を取り込んでくれていたりするらしい。
それは良いと思うけども、やっぱりちょっとどうかと思う。

 

私「ほんまに、今は危険やから鍵したほうがいいよ?!」と帰省のたびに
一応言ってみるんだけど、たぶん聞き流してる。

 

今でこそ、鍵をかけずに家を出るとか、意味わからないと思ってるけど、
よく考えたら生まれて初めて鍵というものを持ち歩くようになったのは、
上京して就職して一人暮らしを始めた時だということに、ふと気づいた。

 

鍵をかけて家を出る、鍵を外から開けて家に入るということは、
22歳でひとりぐらしをはじめた日以降だった!!!
あれ?私、お義母さんに偉そうに言えるアレでもないかも???

 

子供のころ・・鍵は、どうしてたんだろう。

母が専業主婦だったので、私には必要なかったと言えば、そうなんだけど
鍵を持ち歩いた記憶がない。

生まれ育った家は、変わった造りの家で、門から屋根付きの空間(ガレージ)
になっていて、ガレージを抜けて、回り込んだところに玄関があった。
門のところには、コツがあって知った人しか開けられない工夫があった。

 

家族との関係があんまりよくなかったので、子供の頃のことは
なんとなくぼんやりとしか思い出せないんですけれども、
ガレージを抜けて、玄関に回って・・?
たしか玄関は引き戸だったし、鍵をかけるところ・・・?

 

よく思い出せないけど、とにかく鍵っていうものは内側にしかなかったと思う。
門扉についているアレにしても、持ち歩いて何かするというものは無かった。

家に帰って、誰もいない、ということが
そもそもほとんど無かったし、外から鍵を開けて入る、というシチュエーションが
考えづらいなあという気がする。

 

それにしても、微妙ですよね?
知った人しか開けられないとはいえ、門扉のコツを知ってしまえば
誰でも簡単に開けて庭に入ってこれるんだから、
やっぱり玄関には鍵が必要なのでは?


ちなみに、中からかける鍵はあったんですよ。家の玄関にも。
寝る前は、中から鍵をかけてた。(差し込んでネジを締めるタイプ)
でも…外から鍵できないとなると、最後の一人が出かけられないじゃない?
って思うんだけど・・・。そういう外からかける鍵の記憶が一切ない。

母や父は、一応なにかそういうものを持っていたのかな。

 

敷地内に祖父母の家もあり、あちらは土間があって、
鍵なしの引き戸の玄関だった。玄関から入って、
応接と二階の部屋にいくところは、鍵なしだったけど、
祖父母の居間に入るところは、一応外側からかける鍵がついていたけど、、、
わかりやすい場所に置いてあったし、あって無いような鍵だった。

 

今はもう、その家は無くなって、たしか駐車場になっているので
実際のところ、どうだったのか確認する術はないのだけれど、
義母の様子からして、田舎あるある、なのかもしれないな。

 

いやー、でも、無理だ。鍵かけずに出かけるとか、考えられない。
今はいろいろハイテクな時代だから、なにも盗られなかったとしても、
こわいと思う。

 

今度帰省した時にも、義母に一応、鍵したほうがいいよって、いう気がする(笑)

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました★
励みになるので、よかったらぜひ読者登録をお願いします♪