CROSS ROAD

~AROUND 50 日々の暮らしと、あれこれ~

思い出のお寿司あれこれ。

今週のお題「寿司」

お寿司といえば、昔は高級なイメージでしたが、最近は廻るのが主流で(※個人的な感想です)ご飯作るのがめんどくさい時に、さくっとお手軽にお安く食べるものとして認識されてます。

この機会に、私の中での思い出のお寿司を振り返ってみます。

 

  1. 梅の茶わん蒸しがあったお寿司屋さん
  2. 初めての回転寿司
  3. 台湾での回転寿司
  4. 大学時代に北海道旅行したときのお寿司屋さん
  5. 夫と北海道旅行したときのお寿司屋さん

 

1.梅の茶わん蒸しがあったお寿司屋さん

・・・もうずいぶん昔。2000年頃によく連れていってもらったお寿司屋さん。なんで2000年頃かというと、そのお寿司屋さんに小さいテレビがおいてあって、ある日アンディ・フグが死んだというニュースが流れていたことを覚えていたから。(アンディ・フグで検索したら2000年に死亡だった)

いつも車で連れていってもらったので、場所もよく覚えていないし、お店の名前も記憶にない。通りの風景はなんとなく覚えているのに、どう検索すればいいかもわからない・・今となっては再訪かなわぬ幻のお店です。

連れて行ってくれたその人は、そのあとしばらくして癌で他界。出会ってからお葬式まで3年もなかったと思う。とても良くしてくれたのに、最後にわだかまりを残したまま鬼籍に入られてしまい・・。そのあと何年も辛かった。後悔と寂しさと。それまでに親しい人が死んだことも何度かあったけど、あんなにつらい死は他になかった。たぶん、そんなこともあって、お店の名前とか、どんな交流があったとか、はっきり思い出せないんだと思う。その人は、いつも中トロから注文するのがルーチンで、私は必ず、茶わん蒸しを注文した。・・あんな茶わん蒸しはいまだかつて、ほかで食べたことがない美味しさでした。具はいたってシンプルで、、まさかの梅干し。お出しが多めで、大葉が乗ってたかな。梅干し自体も、きっとおいしい梅干しだったのかな。

お寿司はどれもおいしかったと思う。当時、体重が40㎏あるか、無いかという感じだったので、吹けば飛ぶとか、ガリガリとかよく言われた。会うたびに不憫に思ってくれたのか、たくさん食べさせようと、そのお寿司屋さんに連れて行ってくれていたと思う。

時間薬とはよく言うもので、当時は思い出すのも辛かったけど、今は申し訳ない気持ちと、大事にしてくれたことへの感謝と、安らかに眠っていてほしいという願いと、優しい気持ちで思い出すことができるようになってきた。もし機会があれば、もういちどあの茶わん蒸しを食べに行きたい。お店の大将は、その人のこと覚えてくれているだろうか・・・。

 

2.初めての回転寿司

たぶん夫と結婚する前に、付き合っていた頃に一緒に行ったのが初めてだと思う。

子供のころは、たぶん無かったし、学生時代に行くとすれば大学生だと思うけど、当時の友達と回転寿司に行った記憶はないし、就職してからの記憶をたどると、やっぱり夫かなと思う。

池袋にあった天下寿司 。今もあるのかどうかは不明。1皿190円くらい?100円ではなかったと思うんだけどな。それでも当時は、お寿司って高級なイメージだったから破格に安い気がしたと思う。社会人2年目かな?私は新卒には負担が大きい家賃8万5千円というアパートに住んでいたし、夫も1年先輩なだけだったから、デートといってもラーメン屋とか回転寿司とか、そんなとこばっかりだった(笑)そのころまだ均一価格の回転寿司が珍しかったような気がする。回ってるっていうことが目新しかったのか、その辺は今となっては定かではないけど、一時期、気に入ってかなり通った記憶がある。

今や、お寿司といえば回転寿司になってきたけど、たまには回らないお寿司を食べに行きたい(笑)

 

3.台湾での回転寿司

夫婦そろって愛してやまない台湾。

もう何回旅行したか、わからない。1ダース以上は行ってる(笑)
コロナ禍の直前の年末年始に台南に行ったのが最後かな。はやくコロナが収まって、前のように台湾に行きまくれる日が来てほしい。

台湾は日本のチェーンもたくさんあるし、日本食のお店がけっこうある。海外でよくある日本食レストランと違って、ちゃんとふつうに日本食だなと思えるお店が多い気がするけど、お寿司はちょっとハードルが高そうだと、ずっと思っていたんですが・・・。

というのも、新幹線の駅とかにはたいていテイクアウトのお寿司チェーンがあるし、夜市でもなんちゃって寿司なお店をたまに見かけてたんですが、見栄えが微妙に・・・というケースが多いし、たまに食べても、パッサパサだったりしてた。鰻はおいしいお店あるけど、さすがに寿司は無理か・・と思ってました。

しかし!そんな台湾のお寿司のイメージを完全に覆す体験を、あの最後の台湾旅行でしてしまった。台北にはなかったと思われますが、まさかの台南で、訪台史上初めてみつけた回転寿司がありました。台南の駅前にあるSUSHIExpress!変わったネタもあったけど、普通に美味しかった。日本の回転寿司で比べたら、かっぱ寿司とかより断然おいしい。くら寿司とかと比べても遜色ないと思う。このお店が台南にあるなら、台南で住める(笑)と思いましたよ。とにかく衝撃でした。

 

台南箏鮮(箏がちょっと違う字)tai nan che zhan っていうのが台湾名?です

 

4.大学時代に北海道旅行したときのお寿司屋さん

このお店も、なんていうお店だったか覚えてないのが痛い・・
今は、スマホがあるからポチッと保存することも簡単なのに・・。当時は写真もデータで保存ということがなくて、フィルムだったりするともう、ほぼ残ってない。何度も引っ越ししちゃったもんな・・とか、まあいろいろ言い訳するんだけれど、覚えていないのは残念。

大学時代、学部の友達と、サークルの友達が偶然友達だった関係で、友達の友達と、その友達の友達・・みたいな、よくわからないけど、そこそこ仲の良かった4人で北海道旅行にいった。あの人とはどうやって知り合ったんだろう・・というのが思い出せないんですが、北海道の・・たしか、函館の市場で働いている今さんという男の人と、旅の4人組が知り合うんですよね。てか、知り合ったきっかけの記憶はないんだけど、そこで知り合ったとしか思えないんですよ。あの人は誰だったんだろう・・・っていうミステリー感が出てきましたが、その今さんが旅の最後に小樽にある、安くておいしいお寿司屋さんに連れていってくれた、と記憶してる。

女子の4人旅で、安いユースホステルを利用した行き当たりばったりの旅だった。フェリーで苫小牧に入って、そこから電車で、函館、旭川摩周湖宗谷岬、釧路、札幌・・みたいな周遊旅行だったかな。あの旅行はほんとにいろいろあった。そのどこで、今さんと知り合う機会があったのか・・なぜか全く思い出せない。ちなみに、今さんという名前は、完全に記憶してる。その後の就職活動のときも、ちょっと希望業界の人を紹介してくれたり・・とお世話になった。(そんなご縁なのに、こんなに覚えていないって最悪・・)今思えば、危なっかしい女子大生4人旅行だったのかもしれないけど、今さんに関して悪い記憶はない。旅の思い出にと、小樽の北一硝子で、4人にお揃いのグラスを買ってくれたり、ネタが大きくて新鮮な、なんとかっていうお寿司屋さんにも連れていってくれた。貧乏旅行だったので、最後にとびきり贅沢をした、っていう朧気な記憶。こんなおいしいお寿司食べたことない!とか思った記憶がありますが、これまたお寿司屋さんの名前もわからないので、再訪かなわぬ幻のお店です。

 

5.夫と北海道旅行したときのお寿司屋さん

 

夫は会社の接待とかで、ちょくちょくおいしいものを食べてくる。せっせと開拓しては、連れて行ってくれる。この店に行ってみたい、とか言いながら連れていってくれるのに、たいてい自分は前に行ったことがあったりする。(ホロっと口を滑らせる笑)

北海道に旅行することになったとき、夫のゴルフ仲間の知り合いの店だというところに連れていってくれた。

金寿司 (きんずし) - バスセンター前/寿司 [食べログ]

お任せのコースがあって、ひとつひとつ工夫が行き届いたおいしい握りを出してくれた。びっくりするほど高いということもなく、リーズナブルに「お任せで」を楽しめるっていうか。安心なうえにめっちゃ美味しいので札幌に行くことがあれば、ぜひおすすめしたいお店です。※予約必須です。